パーティカラーのキャバリアのマーキング

シリーズvol.5, エピソード・その他 <ブレナムの白と茶の割合>
1997年7月7日
●ブレナムの白と茶の割合に関して
ブレナムの白と茶の割合について、どれくらいのものが良いのでしょうか?本には1:3と書いてあるものもありますが・・・・ショーでの評価と飼い主の好みという側面はあるでしょうが?知っている方がいれば教えてください。
家の子は半々位です。これは見慣れているせいでしょう、私個人の好みとしては背中いっぱい茶なのは少しクドイかなと感じますが・・・・。皆さんの好みも含めて教えてください。
わあ〜、これに関しては10人10色でしょうね〜。私も聞きたいな。
スタンダードには記載がないですよね。イギリスのスタンダードでは 「パール色の地にチェストナッツ色の斑がほどよく湧き出る(完全なる直訳!)」ですからねー。だから面白い。スタンダードに明記されていないということは、キャバリアのブレナムにおけるマーキングの範囲は、ほとんどゼロから100%近くまであるってことです。そして実際そうです。斑の広さが重要なことなら、スタンダードに明記されているはずですが、書かれてないってことは、あまり問題ではないか、あるいは書きようがないかのどっちかと思うのです。それに遺伝学からすると、キャバリアのマーキングの遺伝子は「パイボルト(ブチ)」と言われています。だから左右対称には絶対にならない・・・この調子で書き始めると、私はいくらでもしゃべり続けてしまいそうです・・・
私は、スタンダードの範囲内でですが、茶や黒が多いほうが好きです。背中は色がしっかりとついていて、シェルティーみたいに首周りだけは白い毛がしっかりと巻いていたら、最高!!これは、あくまで好みですが。
あ、だったらコレにピッタリのキャバリアをショーで見かけましたよ。J君がまさにこういうマーキングだったわ。私は個人的にこのJ君が好きだったので、前にハンドラーさんにお話を伺ったことがあるんですよ。なんとJ君は、このマーキングのせいで、とてもショーで損をしたということでした。ウッソーって感じで理由を聞いてみました。キャバリアの背は水平ですよね。これはスタンダード上でも重要なポイントです。J君はちゃんと真っ直ぐで水平な背線なのに、ちょうど 首から肩にかけて襟巻のように白く抜けていて、体高を計るポイントのキ甲のところも白です。反対に背中からお尻にかけて茶が広がっているので、肩が下がって見えるんですって。ちょうどピエロさんのお化粧と一緒で、素顔(元の骨格)にピエロのお化粧(白と茶)をしたら、素顔と違った風に見えるのと同じ道理で、ちっとも肩が下がっていないのにマーキングの関係でどうしても下がって見えるそうです。それでジャッジに肩が下がった印象で見られないように、少しでも肩を上げ気味に持ち上げてハンドリングすると、「首つりハンドリング」になってしまうといって苦笑されていました。「せっかくいい犬なのに、ショーではマーキングのせいで損をする」んですって。いろいろご苦労があるんですね。ついでに付け足すと(スタンダードと関係なく好みの問題ですが)、私はどっちかというと、全ての点であっさりめのキャバリアが好みなんです。いろんな点においてナチュラルな感じのキャバリアが好きで、ある部分が特にインパクトを持っているのは、少し苦手です。J君はとても好きなキャバリアだけど、私の好みからは印象が少しゴツイ感じを受けました。どんなマーキングが好きか?と敢えて聞かれたら、どっちかというと少な目の方が好みです。でもたくさん色が入っていても、まるで気になりません。
多かろうが少なかろうがそういうことと関係なく、良い犬は良い犬です。もうひとつ付け加えると、白の多いキャバリアは損をするようです。何故かというと、茶や黒の被毛は光沢がよくわかるからです。白の被毛では、光沢があまりでません。有色の被毛で艶がよければ、遠目にもピカピカと光って輝いて見えます。でも、白の被毛はどんなに良いコンディションでも艶が出にくいので、それでショーなどでは少し損をしてしまうようです。
海外のキャバリアのスペシャリティー・ショーでのジャッジの書かれた記録をいくつか持っています。総評と各クラス別の1席、2席・・・BISなど、1匹ずつの評が書かれています。マーキングはあまり重視されていないようで、ほとんど何も触れていませんが、たまに触れている部分があります。記憶に残っているのを書き出してみると、あるチャンピオン犬が1席を獲得した時の評に、「ラブリー・ヘッドタイプ(この表現がよくでてきます)、首から肩、背にかけて流れるようにスムースで無理がない、ライト・マーキング」とありました。その犬は、ほとんど白で、茶の部分が1〜2割程度のキャバリアでした。反対にやはり有名なチャンピオン犬が優秀な成績をおさめたときの評で、「頭部表現が良い、色素がとても良い、歩様が魅力的で流れるように上品、体型もコビーなボディである。ヘビー・マーキング」とありました。この犬は背中全体に茶が広がったマーキングのキャバリアでした。総合してみると、マーキングが3割〜7割くらいだと何も書かれない。それ以上だとヘビー、以下だとライト、と評するが、でもヘビーだからライトだからといっても、それが良い悪いは書いてなく、審査には影響を与えていない。これが海外での審査員の評から感じたことです。でも断片的な記録しか持っていないので、本当のところはわからないです。 日本では審査員のショーでの評が公開されないので、その審査員が何を基準に審査したのか、私にはぼんやりわかるときもありますが、大抵はさっぱりわからないです・・・とほほ・・・
”ホールカラーのお好きな方はパーティカラーでも色のある部分がたくさん広がっている方がお好きな方が多いみたい。 どうかしら?”というご意見がありましたが、そうかもしれないですねぇ。私は、小さなブチが独立して点在している模様も可憐で可愛いと思うのですが、でも個人的には、ブチが少し大きめで隣のブチと重なっているキリリとした雰囲気の模様に、うっとりしてしまいまぁす。それで、そのブチが重なっている部分は、シェルティーの模様のように、首から後ろの体の部分です。なんか、私、自分の好みにうるさいですねぇ。でもこれは質とは関係ない所の、あくまで私の好みですので。それから、私はごくたまにですが繁殖をする事もありますので、繁殖者として考えると、体についている色の場合、あまり少なくないほうがティッキングがあってもあまり目立たなくていいなぁ、なんてことも思います。 なんか、こういう話を始めると止まらなくなりそうです。
Jくんがまだ若い頃に、ショーで見た事があります(今も充分若いですが)。 ほれぼれするような、素晴しい体型の子ですね。人間だとスーパーモデルという感じで(背が高いという意味ではなくて、キャバリアとしてスタイルが抜群という意味で)。ナオミ・キャンベルも顔負け・・。
あなたもショーでJ君を見たことがあるのですね。格好良くてハンサム君でしたよね。
なのにマーキングの入り方で、その体型で損をしているなんて、信じられなかったわ。イギリスのクラフト展をご覧になった方から、とても興味深いことをお聞きしたことがあります。クラフト展で出陳されていた300匹以上のキャバリアの印象を、このマーキングに関しては、日本では変なマーキングと言われるようなキャバリアも多くみかけられた・・・ということでした。
実家にいるキャバリアは、白が多いです。私がこの子を買ったとき、私はキャバリアという犬種をあまり見たこともなく、よく知らなかったので、容姿の事は何も考えずに買いました。それから、キャバリアに興味を持ちはじめ、色々なキャバリアを見ると、家の子は白が多いという事に気付いたのです。体のマーキングは丸い茶色が3カ所しかありません。しかも右側に2つ、左側に1つなんですよ。だから体の左側だけ見ると、キャバリアじゃないみたいなんです・・・顔もスゴイですよ〜。普通は両目にマーキングがかかってますよね。家の子は片方だけなんです。
間が抜けてるけど可愛いですよ(そう思うのは私だけかも)。でも、獣医さんや普通の人が見てもキャバリアだと認識してくれるので、安心?してます。家族は「本当は雑種じゃないの〜?」とふざけて言いますが、私が「ちゃんとしたキャバリアだよね〜」とこの子に言ってあげます。という事で、私もあっさりした色のキャバリアが好きです。でもホントこれって、好みが別れますね。
白と茶の割合に関しまして、実は我がキャバは白色が多すぎるのかな思っていたのですが、スタンダードではあまり重要視されていないと知って、何となく安心しました。ショーにだすわけではないので関係ないのですが、一度誰かに聞いてみようと思っていたのです。
お顔の目にかかるマーキングのことで、少し書かせてください。日本では国民性から、人間でもシミ、ソバカス、あざ、そういうものがあると美人の条件から外れるようですね(私は長年にわたるお散歩で、いっぱいシミなの〜、しくしく)。そして少々○○でも色が白くてシミがなければ「七難隠す」と言われますよね。でもこれはちょっと古い感覚で、今はスタイルが8等身で色の黒い方がいいようですが・・・・犬もその犬種の本来持つ要素から外れて、ただマーキングが左右対称に近く、あるいはバランス良く入っているのを好む傾向が強いようです。もちろん、マーキングは無視するという意味ではなく、美しく入っていればそれこそ七難を隠します。でも本来ブチの遺伝子を持つキャバリアにおいては、さほど重要なポイントでないと私は思っています。それよりもっと本質的なことをしっかり見ないといけないかなと思います。1匹だって同じマーキングのキャバリアはいないから、楽しいです!目にかかるべきマーキングが抜けたのは、アメリカのスタンダードでは欠点として挙げられていますが、ブリーダーさん達はさほど重視してないように感じます。この辺りは実におおらかな感じです。私もそれでいいと思いました。歯の噛み合わせが悪い、潜伏片睾丸などは、ショーでは大きな欠陥となり通用しませんが、これなんかも一般の愛好家が飼う犬として、健康面で苦しむ犬に比べて全く何も問題はないです。ましてやマーキングなどは、1匹ずつ全部違いますから、ライトでもヘビーでも目の周りのマークが抜けても、全く問題がないというのが私の感想です。でも、ブリーダーさんにとっては、そうばかりも言ってられないでしょうがね。
私も、同感です!
でも、家の子のマーキングについて、少し自信が無かったのも事実です。自信というか、気持ちがスッとしました。ありがとうございました。
私もこの子を飼うまでは、恥ずかしながら動くキャバリアを見たことがなくて、最初は何の疑問ももってはいなかったのですが、だんだんに実物を見る機会が増えるに従って、少し家の子は白いかなと感じ始めたのです。しかし、結局のところマーキングに関してはあまり決まったものがないということのようですね。安心した反面、ちょっと驚きでした。色々なマーキングのキャバリアがいるから面白いと言うことでしょうか。これからもよろしくお願いします。
いやー、ブレンハイムのマーキングのパターンもいろいろあるんですねー、知らなかった。前はダックスで、毛の色は単色(老いてからはブレナム?・・・ 白髪)だったので、気にもとめてなかったのですが・・・
で、うちの子は、どうも茶が多い気がします。 胸から腹にかけては真っ白だけど、背中は茶の割合が多いです。 それから頭のてっぺんに、円形のマーキングがあるのがなかなかオシャレで、気に入っています。
これからは、その辺も考えながら、他のキャバちゃんを見ていきたいなーっと思います。
うちの子も、頭の上にもマーキングあるんです。あとでSさんの翻訳された本をみて、ブレナムにあるローゼンジマークだったなんて、びっくりしました。この子のお母さん犬もあるのですが、最初はちょっとへんかなぁと思っていたので・・・・・
全体的にはう〜ん・・・白が多いかも・・・・パピーの頃は少しの被毛しかなかったのに、最近はふっさふっさという感じになりました。おかげでブラシ片手に我が子と奮闘しなければならない毎日です。こんなにふっさふっさじゃ夏はあついでしょうね。

cavaliernet@mx5.tiki.ne.jp
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