私はコレを与えていますけど・・・

シリーズvol.4, 食餌・サプリメントに関すること <手作りが一番?>
1997年3月16日
●い〜や、手作りが一番よ
私はなんと「ドッグフード不信者」なんです!こう書くと反論の雨嵐、槍に鉄砲玉が飛んでくる?
だってねぇ、あんなもの所詮、工場生産品でしょ?加工品であることには違いない。まあとにかく話を終わりまで 聞いて・・・
最新の動物栄養学に基づいて、犬にとっての栄養バランスを研究し、計算し、総合栄養食として作られた良いドッグフードがいくつもあると思う。特に栄養バランスっていうのが魅力的。愛情手作りでもなかなかこの犬にとっての栄養バランスっていうのがむずかしいから、私はドッグフードを使っています。でも究極はやっぱり新鮮な活きの良い材料で作った手作りだと考えてます。
これまでいくつかの「良い」と折り紙付きのドッグフードを試したけれど、そのどれも「これで決まり!」と思えないでいます。ある人はあるフードに「これっきゃない、他のを食べさせているのは間違いだ」みたいに言い、ある獣医師は「フードはここのメーカーでなくちゃいけません」とまで言う先生もいる。しっかしあまのじゃくの私は、自分自身で納得できるまで疑っているのです。そしてその疑いをスッキリ晴らしてくれるフードに、まだ出会っていません。もちろん、私の使ったのは昨今売り出されているフードの種類からしたら、ほんの少しなので、さらに探求を続けるべきかもしれないけれど、でも最近はそれを放棄してるんです。理由は、どんなに犬の栄養学を研究して作られたフードでも、所詮は全犬種向きの加工食品だ・・・という点です。私はナチュラル志向です。ただ悔しいけれど、総合栄養食のドッグフードにかわる手作りに自信がないから、ドッグフードに従ってます。そして、きっとドッグ フードにはこれが欠乏してるだろうと思うものを足して、どだ、フードめ、 参ったか、とばかりに手作り&サプルメントを使ってます。私の飼っている犬は、グレートデンでもない、ピレネーでもない、キャバリアです。 キャバリアはチワワやヨーキーでもありません。私はそのことを是非ドッグフードメーカーさんに伝えたい。でもそんな細かいところまで聞いてくれっこないから、 自分で手作りフードを足してます。
それに同じキャバリアといっても1匹ずつ体質も違うから、十把一絡げのフードに100%の信頼を寄せるのでなく、できるだけうちの子にあったフードを選び、後は飼い主の愛情でもって何かをプラスしてあげるのは、とってもいいことだと思うのです。私は毎日お野菜を細かく切って煮たものをフードにかけています。特に不足しがちな緑黄色野菜は、犬の消化器官に負担にならない程度に少しづつ入れてます。それにトリのささみも小さくさいのめに切ってお野菜と一緒に煮ています。朝食はドッグフードだけ。夕食にフードの量をちょっと減らして、その分この愛情スペシャル食をフードにかけて食べさせてます。犬にはなかなか好評なの。
私も手作りが最高だと思っているんですよ。やっぱり栄養面でドッグフ−ドに頼らざるをえないのと、私の場合は体力面ですね。(立ち仕事がちょっと・・・)
昨年、狂牛病が話題になった時、あるドッグフ−ドメ−カ−の代理店の方に問い合わせた事があるんです。ヨ−ロッパではドッグフ−ドの基準が厳しく設けられていて、それをクリアすれば安心という事で、私達はそれを信じるしかないらしいです。
日本ではその基準がないんですって。良く考えてみると表示に材料が書かれていても牛肉、鶏肉ではどの部分を使っているかなんてわからないし、実際に作っている所を見たわけでもないから疑えばきりがないですよね。そんなんで私は愛犬の様子を見ながらあらゆるドッグフ−ドを試してきました。羊、兎、ナマズなどなど・・・体力の許す時は麦、ササミ、キャベツ、大根の葉、パセリ、クレソン、ガ −リック、にんじんをすったものなどを煮てあげています。
私の場合、食事中に私達の手から食べ物をあげる習慣を無くしたかったんです。約1名、私に隠れて食べ物をあげる輩がおりまして、その人、情にもろく、ついほだされるんです、かわいい顔されると・・・
私は、普通のスーパーの食料品売り場で、一番安い素材を買ったとしても、単純にその重さが例えば10キロになるためには、いったいいくらかかるかという事を考えてしまうんです・・・。まして、犬は人より蛋白質が必要なので、ドッグフードの材料は、お肉とかお魚が多いですよね。という事は10キロ、千円なんていうのもありますが、それはかなり品質が悪いものが材料に使われているんだろうな・・なんて。私の見方って意地悪かも・・・。でも主婦になってから、そう思うようになりました。勿論、 高ければいいという訳ではなくて、高くても品質の悪いのはあると思います。だから、そんなに悪い素材を使っていなくても作れる程度のお値段をしているドッグフードの中から、いいと思えるものを探して与えるのがいいのかなと思います。やっぱり、すべてを手作りで作るのには、犬の栄養についての知識もかなりいるので、ドッグフードをあまり嫌うのも良くないと思いますし。その辺の兼ね合いが難しいです。
私は、以前ドッグフードのアンケートで、キャバリアには合わない素材が使ってあると思うと書いたら、お返事を頂いたのですが、それにはキャバリアにはアレルギーが多いですからと書かれていました。もちろん、アレルギーで合わないというのもあると思うのですが、人間だって、海外に行ったらそこの食事が合わないという事、多いと思います。人間の場合は、生まれて育った環境だけかもしれないけど、犬は長い間、人間に飼われて来て、そこの環境に合うような体質に作られて来ているので、犬種的な体質がありますよね。それをアレルギーだけで片付けるのは、ちょっと違うのでは? プンプン!と思いました。以前、日本犬を飼っていた時は、ドッグフードが強すぎて、お米のごはんを混ぜて、ちょうどいいという感じでした。日本犬って、お味噌汁かけごはんなんて与えられていた歴史が長いからか、けっこう残飯でも飼って飼えない事はないような気はします(笑)。もちろん、それはよくない事だと思いますが。でも洋犬の大型犬にそんな事したら、すぐにくる病になってしまいますし。全犬種、すべての犬にドックフードだけでいいというのはちょっと無理があると思います。私は、ドッグフードをちょっと過信していた事があったのですが、今はドックフードとも手作りの食餌とも仲良くしようと思います。
ドッグフードというと365日を通して健康のための基本だから、みなさんとても気を使ってらっしゃることと思います。たまの「おいしい一口」というのと訳が違いますものね。そこでちょっと気になったのですが、毎日の食餌は良質の素材で栄養バランスよくというのが基本と思うのですが、結構「嗜好性」が優先されたフードが多く出回っていると思いました。味を濃くして食いつきを良くしたもの、蛋白質の配分を高くしてやはり食いつきをよくしたもの、そして添加物の多いフード、体調を整えるための微量栄養素を考えていないものなども市場にはいっぱいでまわっています。犬にとってちょうどよい味付けは、人間の1%〜10%くらいとも言われています。食いつきが悪いと飼い主さんは心配でたまらないとお察しします。でも嗜好性の強い食べ物で子犬のうちから工夫するやりかたは、いろんな問題が出てくる素地を作ったり、また問題がでてきたときに悪循環を繰り返すことにもなりかねないと思います。栄養以前の問題で、体調を整える微量必須栄養素が粗悪だったり入っていなかったりすると、たとえば食欲をなくしたり、たとえば免疫性の低下、体質のコントロール不能(アレルギー)などなど、健康を支える部分が泥弱になってくるかもしれません。やはり犬のための「総合栄養食」として研究され、基準を満たしたドッグフードを選ぶのがせめてもの選択で、そういうものの中で自分の愛犬に合うものを探したほうがいいと思います。そしてトッピングをしてあげたいのなら、せっかくのフードのバランスを壊すようは嗜好性重視のものを買ってのせるのではなく、更にフードを良くする目的で自分の愛犬の健康状態に合わせた「手作り」を作ってあげるってのはどうでしょうか?
参照/フリーマン博士の「ペットフードのラベルの読み方」

cavaliernet@mx5.tiki.ne.jp
Back to FAQ Top Page
To Home Page