愛犬のしつけ&トレーニング

愛犬をトレーニングすることは飼い主の責任であり、そして最大の楽しみの一つです。しつけやトレーニングは飼い主自身が行うのが理想です。なぜなら共に暮らし、犬に指示を毎日与えるのは飼い主なのですから。プロの方の助けを借りる場合も、まず飼い主が学び、指導を受けなくてはいけません。

自分の愛犬をしつけるのに特別な才能や能力、技術は必要ありません。誰だってできるはずです。しかし基礎知識と根気、そして愛情が必要です。

トレーニングの方法や理論というのは、100人のトレーナーがいれば100通りあるくらい、たくさんあります。また犬の個性によっても最適な方法は違ってきます。

犬との暮らしに何を求めるか、どんなライフスタイルか、によってもやり方は違ってきます。「この方法が絶対」ということはありえないということを心に留めておいてください。

また、初めて犬を飼って、理想通りにしつけられる人は少ないですし、どんな人も 間違ったり、失敗したりします。しかし犬は機械ではありませんから、多少の人間の間違いや失敗は、柔軟にやり過ごしてくれるものです。「ああしなきゃいけない、こうしなきゃいけない」と神経質になったり、「どうしてうまくできないの」とイライラしたりせず、肩の力を抜いて、犬とのコミニュケーションを楽しんでください。

近くに犬のしつけ教室があるなら、参加することにより犬は社会性を身につけられますし、飼い主もプロから直接指導してもらえます。生徒同士、励ましあったり、交流を楽しんだりもできます。地元の獣医さんやお散歩仲間に情報を聞いてみましょう。また、どうしてもうまくできなくて、問題行動等で困った時などには、プロの方からの個別指導や、犬を預けて訓練してもらうことが必要となるかもしれません。

そのような時は、そのトレーナーの人柄や実績、預ける場合はその施設の環境や管理方法などを、自分の目で見る、回りの人に聞くなどして、十分に調べましょう。そして預けた場合でも、飼い主にも直接指導をしてもらえるかどうかが大事なポイントです。トレーナーの言うことは聞いても、飼い主が扱えないなら意味がありません。

全国で、訓練競技会やフリスビー競技会、アジリティ大会などが行われています。トレーニングの入った愛犬とこれらのイベントに参加し、日ごろの成果を試すのは本当に楽しいことです。しかし残念なことに、競技での勝ち負けや成績にこだわるあまりに、犬に無理をさせたり、ストレスをかけたりしている人達もいるようです。競技は人も犬も楽しむためのものです。決して背伸びをせず、犬のレベルに合わせて楽しみましょう。十分な基本ができていないのに、競技会に出かけていくことは犬にとっても絶対良い結果を生みません。

愛犬のしつけやトレーニングに関する記事をいくつか用意しました。お役にたてていただければ幸いです。
(日本語訳はGRCJニュースより転載)


愛犬をトレーニングしましょう。
(Cheryl Minnier著 ゴールデンレトリバークラブオブアメリカ教育委員会提供)
基本的なトレーニングについてわかりやすく簡潔に書かれています。

クレートトレーニング
(Gloria Dittmann著 ゴールデンレトリバークラブオブアメリカ教育委員会提供)
クレート(バリケンやケージ)に慣らし、上手に利用することは、
トイレのしつけや愛犬との快適な生活のためにとても有益です。

ウルフマンコレクションズ
(Margaret Gibbs著 AKCガゼット96年6月号より)
仰向けにひっくり返したり、うなじを持って揺すぶったり、
「犬には犬のやり方で」叱るのは本当に効果的なのでしょうか?

オビディエンス競技を始める前にするべきこと
(Connie Cleveland著 ゴールデンレトリーバーニュース95年5/6月号より)
あなたの犬は本当に競技会に行く準備が出来ていますか?
その前にするべきことをちゃんとしていますか?

犬はいかに学ぶか
(Connie Cleveland著 ゴールデンレトリーバーニュース96年1/2月号より)
犬には問題を解決する能力があります。
失敗するのには理由があります。

コレクションについて理解しましょう。
(Connie Cleveland著 ゴールデンレトリーバーニュース96年7/8月号より)
「コレクション」とは犬が指示に従わなかったときに与える、
犬にとっては喜ばしくない合図です。
この用い方について正しく理解しましょう。