基本的な食餌の与え方

<犬は1日に2回(〜3回)食が基本です>
1日に1回では、一度にまとめて1日分の量を与えるために、胃袋の大きさもありますから、食べ残すかもしれないです。たとえ全部食べても、一度に多量のフードが胃に入るため、胃が消化しきれないことがあります。このように負担がかかるので、特に子犬や、お腹に赤ちゃんのいる妊娠犬には向きません。

食餌の回数が多いほど良いというものでもありません。1日に何度もだらだらと与えると、胃腸が休まる暇もなく、消化器官は常時働かなくてはなりません。

健康な犬であれば、1日の食餌回数は2回、あるいは3回くらいが適切です。

<食べさせ方>
1日中食餌の器を出し、いつでも好きな時にフードを食べられるようにしておくと、飼い主は楽ですが、栄養摂取と衛生面で問題があります。たとえば、まだ適量がわからない子犬ではいつも食べ過ぎの状態になり、将来の肥満を招くことがあったり、また出しっぱなしの食器にハエなどがくることもあるからです。

時間を決めて適量のフードを与えると、栄養が効率よく吸収されやすいです。犬の成長段階、年齢、肥満度などを考慮に入れて、その犬にとっての適度な量を割り出し、それを1日に2回、あるいは3回、決められた時間に正しい量を与えるといいでしょう。もし残したら、器をそのまま出しっぱなしにしておかないで、1回の食餌の時間も決めておき、その時間が過ぎたら器を引っ込めましょう。もちろん健康であるというのが前提ですが、もし食べ残したからといって、そのまま器を出しておくことは、いつでも好きなときに食べられるために、益々食欲不振につながることもあります。

<フードの切り替え>
成長期が終わり、子犬用フードから成犬用フードへ切り替える。この切り替え時期の目安は、犬種によっても多少異なると思います。一般的には少なくても生後10ヶ月頃まではパピー用フードの方が良く、それが過ぎて1歳が近づく頃 から成犬用フードに切り替えていきましょう。

違うメーカーのフードに切り替える
これは、犬によっては、習慣性の問題もありますので、切り替えがうまくいかないこともあるでしょう。いきなり切り替えたいフードにしてしまうのではなく、最初は1割くらいから切り替えたいフードを混ぜていき、徐々にその割合を増やし、時間をかけて切り替えていきましょう。もし子犬の頃からいろんな嗜好性の高い食べ物を与えていて、あるときから正しいフードに切り替えようとすると、かなりの根気がいるかもしれません。